2017年4月4日火曜日

20年前、イタリアから買って来たチェンバロが

バイクの修理に取り組んでいる中、
今度はチェンバロという楽器にアクシデントです。
これはローマ在住のアンドレア、マイオ(ANDREA DI MAIO)氏による
イタリアンチェンバロです。
小さくシンプルな楽器ですが、良い音を奏でます。
チェンバロの鍵盤は黒のものも多いですが、うちのは白です。
今回、弦を張る為のピン部分の穴が広がってしまい、ピンが空回りして
チューニングできなくなってしまいました。
下図のように穴が楕円形になってしまっています。
一回り大きな穴を開けて、太いピンを入れるしかないのかなと思っていました。
と言っても、こればかりは専門家に修理を頼んだ方が良さそうです。
プロがやってきて修理してくれました。
写真ではどのピンを修理したかわからなくなっています。
穴を開け直したのではなく、広がった部分に木屑を入れて、
パテで修正したそうです。木屑は私もやってみたのですがうまくいきませんでした。
パテと合わせて使うことが必要だったようです。
どちらにしても、このレベルになると
専門家の修理にお任せしたのは正解だったようです。
穴を大きくするか、広がった部分を塞いでいくか、
塞いでいくのがが正解だったようです。
修理はできるだけオリジナルを大切にしていくことが
楽器を長持ちさせるコツとも言えます。

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