2017年1月30日月曜日

四国の山は深く、川は限りなく澄んでいました。

年末の前の話ですが、高知から今治までの道をグーグルナビで進みました。
ナビは最短距離での案内で、どんなに細い道だろうと御構い無しで
片側車線の道が結構ありました。
四国の川は川底の石の色が白っぽいこともあり爽やかな色をしています。
どこまで行って澄んだ色の川が続き素晴らしく綺麗です。
水量が増えるとさすがに川底が見えなくまりますが、
やはり綺麗な色をしていました。
お正月は暖かく、雪に会うことはなかったのですが、標高の高いこの道の駅では昨日
雪が積もったようです。四国にも標高が高いところでは雪が積もるのです。
少し寒かったですが、横を流れる川が綺麗です。
レンタカーとしてずっとお世話になったマツダのデミオ新型。
これが結構良くて、今回のような使い方ならリッター20キロも走りました。
うちのイタルジェット、フォーミュラ
125CCのスクーターなのに同じく20キロです。デミオ恐るべし!
今治でレンタカーを返して、バスで今治から広島まで向かい新幹線に乗ります。
バスの本数を見ると、今治から広島よりも、福山行きの方が圧倒的多かったようです。
そんなことに気づかずに、バスを1時間以上待っていました。
まあ、売店横のおでん屋で日本酒を楽しんで旅の疲れをとることができましたが。
今回の高知の旅もとても良いものでした。

2017年1月24日火曜日

イタルジェットのフロントタイヤは11インチで特殊なんです。

イタルジェットのこの時期のバイクはフロント タイヤ11インチと
特殊なサイズで現存するバイクにはありません。
それなのに、今は幸いなことにMICHELIN CITYGRIP 110/70-11が
アマゾンでも買えます。
本当は120/70−11なのですが、大丈夫だとHPから教えていただき早速交換です。
パンクしていたホイールの中をこじってみると、ホイールの中が錆び
リムからが落ちそうにありません。専用工具も持っていないので
さっさと諦めて、タイヤを切って取ることにします。
ネットでチューブレスタイヤのどこにワーイヤーが入っているか調べて、
入っていない部分を小型のノコギリでどんどん切っていきます。
外で作業するのでしたらサンダー等で一気に切り取りますが、
ゴムは煙等が出てすごいことになるようで辞めます。
また、この時期めちゃ寒いので暖かな汚れないように気をつけながら室内で作業します。
上部を切り取って、作業できるようになったら、全ネジを通して締めていきました。
バリッと片方のブレードが落ちました。
もう片方のブレードは、木の棒を反対側において同じように全ネジで締めていきます。
同じくバリッと落ちます。
チューブレスタイヤのワイヤーは根元に左右2本入っているだけで
大きめのペンチでねじるようにして切ることができます。
まあ、切らなくてもタイヤは外れますが、、
アルミホイールの中身がサビだらけだったので紙やすりで磨きます。
ブレードの部分だけしっかり磨けば空気が漏れなくなります。
さあて、新品のタイヤをここから入れていきます。
スクーターの小型のタイヤですから大したことはないでしょう。
YouTubeを見て見てコツを事前学習します。
ホイール側にはシリコンスプレーをたっぷり塗り、
タイヤ側には、タイヤワックスをたっぷり塗ります。
これでバッチリのはず。
ヌルッとタイヤが入りました!やったあ、、
空気を入れる前はホイールに比べて、こんなに細いタイヤで大丈夫だか心配になります。
手持ちの、小さな空気入れで空気を入れていきます。
コンプレッサーが必要なようでしたら、ガソリンスタンドに行くつもりでした。
しかし、空気圧をあげていくとパンパンと2回大きな音がして、
しっかりブレードが上がってくれました。
フォーミュラに取り付けて完成です。
この後、残念ながらオイル漏れやラジエター水漏れ等、またまた問題が発生するのですが
とりあえず、エンジンがかかり、タイヤの空気が入り、
基本的な問題は全て解決し動かせるようになりました。
あとは、少しずつ、少しずつやっていきましょう。

2017年1月16日月曜日

イタルジェット フォーミュラ125 14年の時を経て、復活した!

レストア中のイタルジェットフォーミュラ125、10年以上の時を経て当然のようにキャブの中でガソリンが腐り、ゴム類は硬質化して問題を生じさせていました。
また、このバイク、早い段階で部品も供給がストップし、何か問題があれば、壊れた車から剥がして取り付けるしかないのです。とりあえず、カバー等を外していきます。
私のレストアの鉄則で、手を入れるのは必要な場所だけにします。
不要な場所まで外そうとしてもサービスマニュアルのない車ですからろくなことはありません。とりあえず、最低限の場所を外していきます。
キャブはジェット類の掃除と、フロートバルブの確認を行いました。
どの部品もなんとかだましだまし使えそうです。
一通り掃除を終え、いよいよエンジンを始動します。
バッテリーはまだ買っていません。
家に残っていたGS1100の古いバッテリーを無理やり繋いでテストします。
セルは回りました。
ガソリンがキャブに降りて、吸い上げられ、正常な濃度になるまで
少しだけ時間がかかるでしょう。
キャブのエアクリーナーにつながるゴム関係が劣化して破れてしまっています。
とりあえず、速乾系の接着剤でつなぎエアが入らないようにして、
金属のバンドで固定します。新しい部品がない上に
ゴム系の部品が劣化していき、
今ある部品に付け替えていかなくては日常的に乗ることはできません。
「バ、バ、バルルン!」
エンジンがかかりました!
調子が良いとか、上まで回るとかそういうレベルではありませんが、
とりあえず、回り一つ壁を超えました。
懐かしい!
カストロールの白煙を吐きながらエンジンがうなります。
2ストの音が懐かしいです。
今ではそんなに目立つわけではありませんが、
当時、このようなスタイリッシュなスクーターは本当にありませんでした。
フォーミュラーはこのモデルのデザイン性が認められ、
美術館に保存されているという話は有名でした。
なんとかエンジンが復活しここまできましたが、まだ全然終わったわけではありません。
次は、フロントタイヤ部分です。ゴムが硬質化し、エアバルブの締め付けが老朽化し
エアが漏れてしまいます。前タイヤとバルブの交換が必要です。
これも大変そうです。よし、頑張ります!

2017年1月15日日曜日

高知城は南国の城でした。

高知は土佐藩、幕末に坂本龍馬をはじめ、維新の名だたる人材を輩出した藩です。
高知城だって、見ておかなければいけません。
しかし、あまり見学の時間がなかったこともあり、
今回もお城の建物の中には入れませんでした。
というか、どっちかというと興味はジオパーク系の城の石垣に
いつも目が向いてしまいます。
追手門に使われている材木が素晴らしすぎます。
こんなに大きく太い柱や梁なのに隙間もなく、ビシッとしています。
そして、石垣の石が海岸にあっとものと同じように個性的です。隙間も結構あって
去年訪れた松山城と対照的です。
また、高知城は年間の降水量が結構多いので、
苔等のつき方も他の城より多いのかもしれません。
また、排水処理に工夫があるとのことです。
天守閣は、戦乱の影響を受けることがなかったので、
当時のものがそのまま残っている貴重な建物です。
また、次訪れる際には、中も見学したいですね。

2017年1月14日土曜日

日本3大鍾乳洞「龍河洞」へ潜入する!買ったのは包丁2本と銛先

日本3大鍾乳洞の一つに高知の「龍河洞」があげられるとのことで
旅の途中、行ってみました。
前知識無しで行ってみたのですが、とにかくすごい!という評判です。
入口は何となく古びた感じですが、よく整備されています。
しかし、年末のこの時期ですから、誰もいません。
中に入ってみると、とにかく長い、こうした通路がずっと続きます。
そして、冬なのに暖かです。
逆に、夏場は外が三十度以上でも十五度程度が維持されているようです。
水がずっと流れていて、その音が探検ムードを盛り上げます。
このように、深くまで水の溜まった場所もありました。神秘的です。
石灰石と水の作り出した芸術品。
緑の部分は光によって生えてしまった苔の色です。
ほんの少しの条件の違いから、このような形の違いが生じるのですから、凄いです。
ずっと、登りなのですが、後半の終わり部分は下りになります。
最後の部分には少し赤みの多い鍾乳洞になりました。
そして、出口近くには
古代の人が住んでいた後と、
その人たちが作って置いたツボが鍾乳石に包まれ鍾乳石となっていました。
これはすごいです。
鍾乳石ができるほど長い年月を経て、昔から人々は住んでいたのですね。

さあて、終わりは鍾乳洞の出口にある刃物屋さんです。
単なる土産物屋かと思っていたのですが、
島で、「つきんぼう」と呼ばれるスピアフィッシングに不可欠な
優良な銛先を作る「土佐守」の会社が何とここにあったのです。
ここの主人と少し話し込んでしまいました。
包丁2本と、銛先をお買い上げしました。良いお土産ができました。

2017年1月11日水曜日

ひろめ市場で海の暴れん坊、ウツボを食べる。

またまた年末の高知ネタに戻りますが、
ここを訪れた目的の1つに、その食文化を探ることがありました。
実は、高知出身の友人がいて、うつぼ料理を食って来るようにと強く言われていました。
関東の島に行ってもウツボを食べる文化はあまりありません。
ましてやウツボの料理を出してくれると言ったら皆んなにみんなびっくりされます。
これはぜひとも食べてみなければいけません!
この「ひろめ市場」という酒場は.幾つもの小さな飲み屋が集まっており、
値段も安く多くの若者が集まっていました。
行ったのは7時ぐらいですがもうすでにほぼ満席。
余裕を持ってもう少し早く来るべきでした。
まずいただいたのは当然のようにカツオのたたきです。これは間違いなくなくうまい!
そしてこれがウツボのから揚げ。あっさりした白身魚のような味で少し意外でした。
ウツボはあの外観ですので、脂ぎった味を想像していたのですが全然違いました。
そしてこれもウツボの切り身。にんにく酢醤油で食べます。これもなかなかいけます。
最後に鯨料理も忘れてはいけません。これもおいしかった。
この後、今回も泊まるのは飲み屋に近いビジネスホテル。
酔っ払って寝るだけですから、それで十分なのです。

2017年1月9日月曜日

今年は14年間放置していたイタルジェット、125ccスクーターフォーミュラーの復活を目指します。

1995年から2000年頃、イタリアのバイクメーカー「イタルジェット」社が旋風を巻き起こし、高級スクーターとして注目を集めました。
私もそのスタイルに憧れて新車で50万円弱もしていた125CCスクーター「フォーミュラ」を中古で定価の半分弱の値段で購入しました。
それなりに楽しく乗っていたのですが、「イタルジェット」社も2003年に倒産してしまい、部品供給も無くなり、どこか壊れても壊れた中古部品を探すしかないのです。
また、同社に使われてるフロント11インチというタイヤサイズが特殊で
今では、手に入るか心配な点です。
とりあえず、キャブのオーバーホールをやってみたのですが
フロートバルブが不調でガソリンが漏れてきます。
オイルもタンクから降りてません。
エンジンはかかったのですが、フロントタイヤの空気が抜けてしまいます。
さあて、どうするか!?
悩むところですがとりあえず走れるようにします。答えはそれから出せば良いでしょう。
インターネットを使っても流石に15年前のバイクになりますので
ほとんどデータがありません。
当時から手のかかるバイクでしたので
ネットの掲示板の情報が重要でした。
どなたか、同バイクに関する情報ありましたら書き込みお願いいたします。
☆現在、修理についての情報が記載され閲覧できるブログ
「2サイクルの中心で愛を叫ぶ」
「イタルジェット フォーミュラ 125 / 50 修復日記」
「なまらていたらく日記」
「ふぉーみゅらなけいじばん」←昔は最大の情報源だったのですが、現在はHPが閉鎖され一部のみ残る。
・バッテリー:FB9-B
・キャブレター:デロルト製 PHVA 17.5
・タイヤフロント:MICHELIN Bopper 120/70-11
 タイヤリア  :MICHELIN Bopper 130/70-12
・タイヤバルブ :TR438→これがなかなか見つからない